法的文書
秘密保持契約
令和7年7月1日更新
第1条(秘密情報)
本利用規約における「秘密情報」とは、サービス提供者(以下「甲」)が、サービス利用者(以下「乙」)に開示し、かつ開示の際に秘密である旨を明示した技術上または営業上の情報、利用規約の存在および内容その他一切の情報をいいます。ただし、以下の情報は秘密情報に該当しないものとします。
- 開示を受けたときに既に保有していた情報
- 開示を受けた後、秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
- 開示を受けた後、乙から開示を受けた情報に関係なく独自に取得し、または創出した情報
- 開示を受けたときに既に公知であった情報
- 開示を受けた後、自己の責めに帰し得ない事由により公知となった情報
第2条(秘密情報等の取扱い)
甲は、乙から開示を受けた秘密情報及び秘密情報を含む記録媒体または物件(複写物及び複製物を含む。以下「秘密情報等」という。)の取扱いについて、次の事項を遵守するものとします。
- 情報取扱管理者を定め、乙から開示された秘密情報等を善良なる管理者としての注意義務をもって厳重に保管、管理する。
- 秘密情報等は、本サービスの利用目的以外には使用しないものとする。
- 秘密情報等を複製する場合には、本サービスの利用目的の範囲内に限って行うものとし、その複製物は、原本と同等の保管、管理をする。
- 漏えい、紛失、盗難、盗用等の事態が発生し、またはそのおそれがあることを知った場合は、直ちにその旨を乙に通知する。
- 秘密情報の管理について、取扱責任者を定め、取扱責任者の氏名及び連絡先を乙に通知する。
- 甲は、次項に定める場合を除き、秘密情報等を第三者に開示する場合には、乙の事前承諾を得なければならない。この場合、甲は、当該第三者との間で本規約と同等の義務を負わせ、これを遵守させる義務を負うものとする。
- 甲は、法令に基づき秘密情報等の開示が義務づけられた場合には、事前に乙に通知し、開示につき可能な限り乙の指示に従うものとする。
第3条(返還義務等)
- 本利用規約に基づき乙から開示を受けた秘密情報を含む記録媒体、物件及びその複製物(以下「記録媒体等」という。)は、不要となった場合または乙の請求がある場合には、直ちに乙に返還するものとします。
- 前項に定める場合において、秘密情報が自己の記録媒体等に含まれているときは、当該秘密情報を消去するとともに、消去した旨(自己の記録媒体等に秘密情報が含まれていないときはその旨)を乙に報告するものとします。
第4条(損害賠償等)
甲、甲の従業員若しくは元従業員または第2条第6項の第三者が乙の秘密情報等を開示するなど本利用規約の条項に違反した場合には、甲は、乙が必要と認める措置を直ちに講ずるとともに、乙に生じた損害を賠償しなければならない。
第5条(反社会的勢力の排除)
- 甲は、現在及び将来にわたって、自らが反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる者をいう。以下同じ。)に該当しないことの表明、並びに反社会的勢力との関係を現在及び将来にわたって有しないことを誓約する。
- 甲は、自己または第三者を利用して次の各号の行為を行ってはならない。
- 暴力的な要求行為
- 法的な責任を超えた不当な要求行為
- 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
- 風説を流布し、偽計または威力を用いて乙の信用を毀損し、または乙の業務を妨害する行為
- その他前各号に準ずる行為
- 甲は、反社会的勢力への該当性の判断のために調査を要すると判断した場合、乙に対して、当該調査に協力するよう求めることができる。この場合において、乙は、その調査に協力し、これに必要と判断する資料を提出しなければならない。
- 甲は、乙が本条の規定に違反した場合、何ら催告等の手続きを要せず、本利用規約を含む甲の間に締結された全ての契約を解除することができる。この場合、契約の解除を行った当事者は、乙に損害が生じても何らこれを賠償または補償することを要しない。また、解除を行った当事者に損害が生じたときは、乙はその損害を賠償する。
第6条(有効期限)
本利用規約の有効期限は、本利用規約の締結日から数えて、1ヶ月とします。乙からの支払いが実行されると、本利用規約は同一条件でさらに1ヶ月継続するものとし、以後も同様とします。
第7条(協議事項)
本利用規約に定めのない事項についてまたは本利用規約に疑義が生じた場合は、協議の上解決するものとします。
第8条(管轄裁判所)
甲は、本利用規約に関する一切の係争については、訴額に応じて東京地方裁判所または東京簡易裁判所をその専属的管轄裁判所とすることに合意します。
第9条(同意)
本利用規約は、乙が甲のサービス利用にあたり、クレジットカードで支払いを行った時点で同意されたものとみなします。